小平市議 安竹の主張等 一般質問 令和元年 6月定例会 (2)小平市の顔ともいえるホームページで市民参加・協働の推進を
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スマートフォンや高速回線の普及によりインターネットを介した情報交換の頻度は高まっており、小平市の広報におけるホームページの役割も重要性を増している。また、急速な少子高齢化を主因として、市の行政における市民参加・協働の推進は急務となっている。
小平市の自治基本条例にも:
第11条に『執行機関は、高齢者、障害者及び子どもをはじめ市民のだれもが、それぞれの立場に応じて容易に市政に参加をすることができるよう工夫し、及び配慮するものとする。』とあり
第12条に『市民等及び執行機関は、地域の様々な課題の解決に向けて協働をすることができる。』とあるように、
小平市の顔とも言えるホームページにおいても、これまでのように行政の情報を市民へ一方的に提供するばかりではなく、双方向の、市民参加・協働が感じられる構成にする必要があると考える。以上の理由により、小平市のホームページに関して、以下質問する。
Q1. 前提として、小平市のホームページは、何を根拠とし、何を目的に運営しているか。
Q2. 一日あたりの平均アクセス数と、過去5年の推移は。また、そのうち、市内および市外からのアクセス数割合、視覚・聴覚障害者の利用状況、外国人の利用状況等は把握しているか。
Q3. 最もよく閲覧されている分野は。それら分野に関して情報提供拡充の予定はあるか。
Q4. 各課がホームページへ情報を掲載する際の具体的な指針(ガイドライン)はあるか。
Q5. 国分寺市と連携して行っているオープンデータの試行公開から1年が経ったが、現況は。
Q6. コンテンツの公開期間が限定されているが、その理由は。アーカイブを作ることについてはどう考えているか。
Q7. 市のホームページにおける市民参加・協働の取り組みを検討したことはあるか。たとえば市民がコンテンツの作成を手伝うことや、FAQシステムの導入についてはどう考えるか。
Q8. ナレッジデータベースの活用について、市はどう取り組んでいるか。
Q9. 民間SNSサービスの活用について、市はどう考えているか。
行政が行うことには、根拠と目的が重要。根拠があれば予算がつきやすく、オリジナルなこともしやすい。また、目的があれば、効果の測定が可能になる。
Q. 答弁にあった次のことをホームページ運営上の根拠や目的として明文化してはどうか。
- 行政のもつ情報をわかりやすく公開し行政の透明性を高める
- 情報共有によって参加と協働を進める
Q. 目的がちゃんと達成されているか効果測定は行っているか。たとえばアクセス数、アンケート調査など。
アクセス数が少ない分野やページは、たどり着きにくい状態や、情報が不足している可能性もある。市民にとって目的がちゃんと達成されているのかを測定していかなければならない。
なるべく多くの情報を迅速にわかりやすく市民に提供することがホームページの使命。どういった情報を、どのタイミングでホームページへ掲載するかを職員個々の判断に任せると、積極的に情報を掲載するインセンティブが働かない。
どういう情報を、どのタイミングで、どのようにホームページへ掲載するかといったガイドラインを作成する必要があると思うが、どうか。
以上