公園旧佐川邸自然環境

旧佐川邸の公園化を考える会に出席しました

By 2019年8月18日5月 20th, 2021No Comments

小平市上水南町に合気道の第一人者であった佐川幸義氏の邸宅跡地があります。この土地は佐川氏の遺志により、公園に整備してもらうよう小平市に遺贈されました。同時に寄付金として3千万円も寄贈されています。公園化に際して、市から行われた最初の住民説明会から参加していますが、橋本久雄市議が問題を掘り下げてくださり、市側の様々な問題が明らかにされています。ここまでの経緯はまた別途投稿致します。

今日は小平市上水南公民館で13時から15時まで行われた「旧佐川邸の公園化を考える会」に出席しました。

橋本久雄市議からは、企画政策部・水と緑と公園課に対して、下記質問をしている件、佐川邸の解体工事入札結果(2,566万円の予定価格が1,156万円と半額未満で落札)、住民説明会の際にチラシを配布したエリア等についてのお話がありました。また佐川道場関係者の方からは、西東京市や武蔵野市において、住民参加で整備された公園事業についてのお話がありました。

旧佐川邸をどんな公園に整備するかは、地域住民の多くが参加するワークショップ形式で決めていくよう市に提案しており、市もその方向性で了承しています。しかし、中央・小川デザインカフェに参加してきた私の感想としては、ワークショップ形式というものは本当にうまくやらないと、住民の単なる「ガス抜き」や、市役所の「言い訳づくり(ワークショップやりました、市民の声を聞きましたと説明するための)」に終わってしまう可能性が高いです。行政が主催するワークショップは本当に慎重に行わなければなりません。

そこで、私からの提案として、住民参加で公園設計・維持がうまく機能している武蔵野市のような他市から、実際に公園づくりに主体的に参加している住民を招いて、小平市で勉強会を開いてもらうのはどうかと提案しました。たとえば武蔵野市の「もりもり森クラブ」といった団体の方に来ていただき、どうやったら市民参加の公園づくりができるのか、教えて頂こうという方法です。

また、もうひとつ別のアイデアも提案しました。行政は予算を算出する際、金額はシステマティックに決まります。たとえば特定の木を一本植える場合にはいくら、柵をつける場合にはいくら、と予算単価が決まっているということです(このあたりはもう少し調べないと詳細は分かりませんが)。これを考えると、市民がワークショップで考えたアイデアについても、その場で、予算の概算が出せるという話になるのではないかと思います。たとえば木を一本植える場合は予算にいくら計上されるのかといったことが分かれば、実効性のあるアイデアを、ワークショップの場でリアルタイムに検討することができます。

理想形としては、PC上で、「公園予算シミュレーター」のようなもので、樹木や水場をドラッグアンドドロップのような形で設置して、リアルタイムに予算額が提示される、ようなものです。誰もが、家にいながら実現性のある理想の公園を設計できるとしたら、どれだけ楽しいことでしょうか。

さて、ワークショップを行う際の一番の問題は、「行政が持っている情報」が市民の側にないことです。そのために市民のアイデアは理想論で終わってしまったり、あとで行政から「これはこういう制約があるからできませんでした」という風にアイデアがつぶされてしまったりします。

ではなぜ、行政が持っている情報を、ワークショップなどにおいても先に市民の側に提示しないのか。行政に問うと「市民を混乱させる」「制約条件を先に伝えると自由なアイデアが出てこない」といった回答が返ってきます。本当のことでしょうか?「情報提供が大変そうだから」という理由が実は一番大きいのかもしれません。

さておき、旧佐川邸の公園化を考える会の次回は、可能であれば他市の講師をお招きし、旧佐川邸周辺住民の方、そして「小平市の公園環境を良くしていきたい」という思いのある方々(鎌倉公園周辺の方にも声をかけてみます)にもお越し頂き、勉強会、うまくいけば新しい住民の会の結成まで進めれば、ということで結論が出て解散となりました。

令和3年3月9日追記:

旧佐川邸の公園化を考える会のサイトが完成しています。

これまでの経緯、会議録などの資料や、今後のことなど、すべてこちらのサイトに集約されています。

https://sagawa-park.yasu.tk/

 

令和3年5月20日追記:

googleがtkドメインを検索対象から除外しているようですので、次のドメインに移動しました。

https://sagawa-aiki-park.com