合理的配慮

合理的配慮とは

合理的配慮(ごうりてきはいりょ)とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜のことです(Wikipedia)。

国連の「障害者の権利に関する条例」で定義されたもので、日本では障害者基本法、障害者差別解消法に記述があります。

国連 障害者権利条約

  • Article 2 - Definitions : “Reasonable accommodation” means necessary and appropriate modification and adjustments not imposing a disproportionate or undue burden, where needed in a particular case, to ensure to persons with disabilities the enjoyment or exercise on an equal basis with others of all human rights and fundamental freedoms;
  • 外務省訳:「合理的配慮」とは、障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。

日本の障害者差別解消法等にある「障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合」という点は、国連の権利条約には書かれていない部分となります。