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長野市立南部小学校
*作成中
- 読むことが困難な子どもへのアセスメントとしては多層指導モデルMIMを活用して、スクリーニングテストとして使っています。
- 読むことが苦手な子どもを早期発見することが急務であると考えている
- 行動面で気になるお子さんは担任も気になり目をかけていきますが、静かに座っていて、読めないお子さんには指導が行き届かないという現状があるからです。
- MIM、ELC、K-ABCⅡなどを使用して、どこかで引っかかったお子さんには早期介入
- 学校図書館として(デイジー教科書一括)登録
- 1年生から6年生が使用するすべての教科書をiPadに入れています。
- iPadは2台、貸与、1台は学校用、あとは教師の個人用。5台を駆使、よって、困っているお子さん1人1人にiPadを手渡すことはできません。
- 課題は人的環境と物的環境
- 通常学級担任への理解啓発を行うこと、研修をしていくこと、それによって担任の行動観察とスクリーニングができるようになる。
- 全ての教室でデイジーが使える環境を整える。これは教育委員会にお願いしたい。
- 小学校6年生男児:読みに苦手さを感じていて学習に自信をもてないでいた。WISC4やさまざまなアセスメントで、視覚情報を記憶する力、見て速く正確に操作する力、視覚的作業をする力があり、それを生かして、デイジー教科書の国語を個別指導で使いました。5年生の1学期からですが、クラスで音読の順番が回ってきても、今までは黙ったままだったのが、声を出して読めるようになりました。
- 温かく包み込む雰囲気があることで学級作りを担任が工夫したので、通常学級で使うのは難しいと言われていますが成功事例
- 小学校2年生女児:WISC4の値は高く知的レベルに問題はないが、音読できないとの相談。デイジー教科書利用で、すぐに効果が表れ、初日からつまるところがなくなった。逆さ読み単語もなくなっていき、読む速度も速くなっていきました。2か月後には、デイジー教科書を使用しなくても逆さ読みはなくなっていきました。
- 中学3年生A子さん:小学校4年生の頃から通級で、読み間違い、漢字が覚えられない、九九が覚えられないなどの症状、知的には問題なし。努力不足と思われることも。当時、A子さんは医療機関にディスレクシアの診断は出ていませんでした。国語(音読)、社会(内容理解)にデイジー教科書を使用。
- デイジー教科書のよさは視覚的支援と聴覚的支援が同時にできて、読みを促進。本人は音声でガイドされたことがよかったのではないかと。
- 読みやすいように、スラッシュを入れています。これもデイジーを参考にして、自分で工夫した点です。
- デイジーの花言葉は希望