- 更新日
- 公開日
大阪市教育委員会
*作成中
- 約100校の小中学校で460名くらいの児童・生徒が今年度、デイジー教科書を活用
- 政令市は全国で20、人口は横浜市についで第2位。学校園数も2番目に多い。
- 特別支援学級数は、大阪市は政令市の中でも一番。
- 幼児、児童、生徒数は少子化で減少だが、特別支援学級の数と在籍児童生徒数は増。
- 支援の必要な児童生徒に大阪市がどのように支援しているか
- 巡回相談(専門の療養士が学校をまわる)
- 専門家チーム派遣(特別支援教育モデル研究)
- 特別支援教育サポーター(大阪市内には577名)
- インクルーシブ教育推進スタッフ(拠点校:小学13校・中学6校)
- キャリア教育支援センター(職場体験実習等)
- 教員研修
- 各種研修
- コーディネーター向け
- 基礎的な発達障害の理解と、障害に即した支援方法
- 個別の教育支援計画と個別の指導計画
- 発達障害の特性に応じた指導と実践的取り組みについて
- 支援体制の作り方・関係機関との連携
- 課題のある子どもを包括する学級づくり・集団づくり
- ソーシャルスキルの指導
- 子どもの困難さを考える①「特別支援教育におけるICT機器活用」
- 子どもの困難さを考える②「読み書きに課題のある子どもへの指導」
- 行動問題の子どもに関する指導・支援3種
- 全教員向け
- 新任教員向け
- 手話講座
- デイジー教科書使用方法等についての研修
- 大阪市では平成28年9月から全部の小学校・中学校、420校に授業用ノートパソコンを、普通教室の全教室に導入。全児童生徒に一台ずつではないが、全小中学校に:
- Windowsタブレット最低40台(Officeインストール済み)
- 普通教室に授業用ノートPC1台とプロジェクター(拡大モニター)を整備
- ICT支援員と授業づくり指導員を派遣
- 平成26・27年度、文科省より「支援機器等教材を活用した指導方法充実事業」を受嘱
- 文科省の「障害を利用とする差別を解消する対応指針」と同じようなものを大阪市でも作っている→小平市は?
- 平成28年7月に読み困難の児童生徒の数を調査
- 教科書にルビをふるのが200人くらい、デイジー教科書の活用9名、それで開始
- セキュリティーが厳しく、そう簡単にデイジーポットをインストールできない困難あり。さらにホワイトリストでインターネットサーバーにアクセスできず→教科書のサーバーをホワイトリストに登録で解決
- 5年生男児の例:読みが苦手→STRAW-Rで検査、40分→音読の流暢性に課題、デイジー教科書を1~2週間使い改善
- 文章の理解度があがった。
- 読むことへの抵抗感が減った、文のまとまりで読めるようになってきた。
- 漢字が読めるようになった。
- 授業の時にもすらすら読めるようになってきた。
- 本人自身が、自信がついてきた。
- 教科書を読めるようになった子どもがすごく喜んで校長室に「校長先生、校長先生、僕の音読聞いて」と飛び込んでいった。そういったエピソードをどうしても伝えたくて、教育委員会に電話してきてくれました。
- 現場の先生がどれだけ簡単にできるかが肝
- 実際に、児童生徒にどのように効果があったか、科学的なエビデンス、効果検証が必要