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e-Pat(文字・画像付き音声教材)
広島大学が提供するe-Patについてはこちらの動画を見ると良くわかります。
原本となる教科書の画像に文字情報を付与し、それを合成音声の音声読み上げ機能によってリアルタイムに読み上げているものです。再生するには、教科書・教材閲覧アプリの「UDブラウザ(無料)」が必要です。現在はiPhoneやiPadなどのApple社製スマホ・タブレットでのみ動作します。合成音声はスマホ・タブレットにデフォルトで入っているSiriが主に使われるようです。
e-PatとAccessReadingは共通点が多くあります。特徴をまとめた一覧表をご参照ください。主な相違点としては、e-Patは教科書のレイアウトをそのまま使っているため、他の生徒と同じ環境での学習が容易になる(であろう)ことが挙げられます。ただし、教科書や教材の作成はAccessReadingよりも工数がかかると思われます。また、e-Patでは自由に手書きの書き込みが行えるという点も特徴として挙げられます。
特長
- 普通の教科書と同じレイアウトで表示されるので、教諭は他の生徒と同じ説明で指導できる
- 画面の拡大や縮小、ページ移動が容易
- 読み上げチェックを行っているため漢字等の読み間違えがない
- 書き込みができる
課題
- 教材製作に時間がかかる