平成14年2月の文部科学省調査

平成14年にも大規模に調査しています。

「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」 調査結果(文科省・平成14年2月実施)

*オリジナルの資料はリンク切れとなっていますが、内容は平成24年の調査報告書に添付されています。

調査結果概要

集計結果:「読む」または「書く」に著しい困難を示す:2.5%

  • 質問項目
    1. 児童・生徒の困難の状況
      1. 学習面(「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」)
        米国の研究者におけるLDに関するチェックリスト(LDDI)、および、日本の研究者におけるチェックリスト(LDI)を参考にして作成
      2. 行動面(「不注意」「多動性-衝動性」)
        米国の研究者によって作成された、ADHDに関するチェックリスト(ADHD-RS)を参考にして作成
      3. 行動面(「対人関係やこだわり等」)
        スウェーデンの研究者によって作成された、高機能自閉症に関するスクリーニング質問紙(ASSQ)を参考にして作成
    2. 児童・生徒の受けている支援の状況
  • 調査時期:平成14年2月から3月にかけて実施
  • 調査対象(母集団)
    全国5地域の公立小学校(1~6年)および公立中学校(1~3年)の通常の学級に在籍する児童・生徒41,579人を対象として、学級担任と教務主任等の複数の教員で判断の上で回答するよう依頼した
  • 標本児童・生徒数:41,579人
  • 回答数:不明(回収率99%ですので、約41,000人)
  • 「読む」または「書く」に著しい困難を示す:2.5%