例月現金出納検査(令和2年7月)
令和2年7月分の現金収支、現金保管の状況についての検査結果報告です。いずれも誤りがないとの結論でした。7月末時点の検査結果を過去のデータも含めてグラフにしました。保管金と基金については金額順に並べました。
予算現額推移
6月末と比べて変化はありません。
収入と支出
一般会計
7月は55億円ほど支出の方が多い状況でした。
国民健康保険特別会計
こちらは13億円ほど収入の方が多い状況です。バラつきの大きい月があるようです。コロナ禍による受診控えの影響や、収入と支出の期(月)ズレによるものでしょうか。担当課に確認の必要があります。
後期高齢者医療保険特別会計
こちらは収入と支出がほぼ同等の状況です。
介護保険特別会計
こちらもある程度バラつきがありますね。5~7月は収入の方が多いという状況が続いています。
下水道特別会計
こちらもバラつきが大きいです。こちらも理由については担当課に確認する必要があります。
収入と支出の累計差
各会計について、月末残高の、収入累計から支出累計を引いた値をグラフにしました。この額がマイナスの場合、(月末時点で)他の会計や基金から資金融通が必要になっていることを示します。また逆に大きくプラスが続いているようだと、予定していた市民サービスが消化できていない、という可能性もあります。
一般会計(累計収入 - 累計支出)
5月と6月に増えた分の消化が進んでいることが分かります。
その他会計(累計収入 - 累計支出)
国保の累計額が急激に増えている点が目立っています。
*このうち下水道事業は公営企業会計です。
基金残高
基金残高は6月末から変化はありません。