⛏️ 議案第83号 小平市立学校給食センター更新事業の事業契約の締結について

生活文教委員会付託

ポイント

✔ 小平市立中学校の学校給食センター更新事業の、事業契約締結議案

✔ 小平市として初のPFI手法による施設更新

✔ 1回目は入札不調で約5か月延期し、2回目の今回は3社入札

✔ (株)東洋食品を代表企業とするグループが落札

✔ 16年間の契約で、契約金額は消費税込で約61.4億円

✔ 1食当たり換算で535円、プラス食材費300円程度で835円

✔ 現行の給食センター設立時には反対していた共産党が今回賛成に回り、可決される

❌ 私(安竹洋平)の判断:反対

以下の理由から反対しました。本定例会の一般質問でも問いただしています。

❌ 当初からセンター方式ありきで、他の方式の検討がほぼまったく行われていない

❌ 弁当併用外注方式または親子方式であれば、より良い給食になった可能性も高い

❌ 市内事業者や雇用を生み育てるという観点からは、センター方式は不適格

❌ 他の方式も検討せず、「無駄な不調ではなかった」発言など、職員意識の問題が大

概要

市長報告(クリックで開きます)

本案は、PFI手法により施設更新の手続きを進めている小平市立学校給食センター更新事業の事業契約を締結する必要から提案する ものです。

本事業の入札につきまして、本年4月に入札を公告し、技術提案型総合評価一般競争入札方式による選定の結果、本年9月に、株式会社東洋食品を代表企業とするグループが落札いたしました。

その後、PFI手法の標準的な手続きに従い、特別目的会社である、株式会社小平市学校給食サービスが設立され、当該事業者と事業契約を締結するため、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定により、市議会の議決を求めるものです。

事業期間は、事業契約締結日から、令和19年7月末日までの16年7か月間、契約金額は61億3千549万6千959円です。

解説

*作成中

主な質疑(発言順)

質疑について(ここをクリック)

以下は要約ですので、正確な質疑内容は会議録をご参照ください。分かりやすくするため、括弧書きの部分は、実際の質問内容にかなり修正を加えたところもあります。また、簡略化のため、理事者側(市役所側)の答弁から敬語表現を省いている場合があります。実際は理事者側のすべての答弁において、市民に対する敬語表現で回答がなされています。

私(安竹)の質問=、意見=
一人会派の会 その他議員の質問=、意見=
その他 議員の質問=:、意見=

@ 本会議

無駄な不調ではなかったということについて、契約面で何が良くなるか。

事業者にとっては工期が確保される、事業スケジュールに余裕が出るなどメリットがある。市としては時期を延ばしたことで事業者の入札が1社から3社になり、競争環境を確保してプロポーザル審査をし、事業者決定をしたことはサービスに直結するためメリット。(川上教育部長)


生徒によっては何が良くなるか。

おいしい給食の提供を掲げている。使用する機器も、デザート調理のためのケーキミキサー、パン粉つけを省略化するような粉付け機、冷却に優れた強水冷却器などが事業者から提案されており、こういったものを通しておいしい給食が提供できる点は、生徒、教職員にとってサービスの向上となる。(川上教育部長)


工事期間中の1年9か月、地場産野菜の供給が困難になることが懸念される。どう考えるか。

地場野菜は影響が出る。野菜をカットし、代替給食の調理業者に渡せれば影響が少ないがカットしてということは考えにくいので、JA等とよりよい方法を検討する。小学校の給食の方に回すなど調整し、影響を極力抑えられれば。(川上教育部長)


16年で2億6千2百万円の削減効果が多いのか少ないのか。

事業効果額が2億6千万円あまり、建築費、運営費、特徴として運営に人手をかけておいしい給食を提供すると事業者から提案されている。費用対効果としては低く出るが、サービス効果として見積った上でバリューフォーマネーとして出てきた。(川上教育部長)


販路拡大を検討しているか。

JAの青年部の方が玉ねぎを1人1個プレゼントするという取り組みがあった。熱意が伝わってきた。販路の拡大に教育委員会としても関わっていきたい。庁内連携して検討していく。(川上教育部長)

@ 生活文教委員会

生活文教委員会には、一人会派の会からは伊藤央議員が委員として参加しています。

生活文教委員会での賛否

委員会では、反対多数で否決されました。

会派賛否
一人会派の会❌反対
政和会❌反対
公明党⭕賛成
生活者ネット⭕賛成
まちづくり❌反対

本会議でのやり取り

討論

*概要ですので、実際の討論は会議録等をご参照ください。

*作成中

原案に対する賛否

賛否一覧はこちらをご覧ください。