議案第20号 令和2年度小平市一般会計補正予算(第10号)

最終日上程・総務委員会付託

📄会議録(最終日①委員会最終日②

ポイント

  • 国の補助金を活用した、ICT関連の教職員研修と、コロナ対策備品の経費増額補正
  • ICT関連の教職員研修は1校当たり10万円で、計270万円
  • コロナ対策備品は1校当たり80万円から135万円で、計3,570万円
  • 歳入と調整の予備費80万円(財政調整基金の端数をなくすため?)
  • 合計3,920万円(国庫補助金1,920万円 + 財政調整基金2,000万円)

⭕️ 私(安竹洋平)の判断:賛成

特に問題がないため賛成しました。

提案理由の説明

(小林正則市長)

今回の補正予算は、国の令和2年度第3次補正予算により補助対象となった感染症対策等の学校教育活動継続支援事業を実施するための経費を計上するとともに、繰越明許費を設定するものです。

補正予算の規模といたしましては、歳入歳出それぞれ3千920万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ949億3千288万2千円とするものです。

主な財源といたしまして、国庫支出金、及び基金繰入金を増額いたします。

資料

令和2年度補正予算

主な質疑

これは要約ですので、正確な質疑内容は会議録をご参照ください。なお、質問の意図を分かりやすく簡潔にするため、議員の質問に関しては、ほとんどの部分で大幅に手を加えています。また、簡略化のため、市民、議員、理事者側(市役所側)の発言から、敬語表現の多くを省いています。実際は、特に理事者側のすべての答弁は、市民に対する敬語表現でなされています。

ここで市独自の経済対策を出さないのは、十分に行ってきたという認識によるものか

経済対策、エッセンシャルワーカー、生活困窮者への支援等、市独自に加えることもタイミング的にはできると思っているが、このタイミングで出してこないのは市として十分な取り組みをしてきたという認識があるからか。

いままで、コロナ対策、生活支援を含め、10号補正までで約45億円程度、特別定額給付金を除いたところでやっている。そのうち、経営支援が19億円、生活困窮者への生活支援として7億円程度行っている。

まだこれからも必要な部分がある。国や都の支援策も踏まえて、小平市独自として必要なものはしっかり打っていく。来年度に向けてさまざまな情報収集をしながら補正予算に向けて取り組みを進めている。

この議案は総務委員会に付託されました。主な質疑を記します。
総務委員会には、一人会派の会から、橋本久雄議員が委員として参加しました。

学習保障支援に係る経費とは

概要資料の、ポイント②にある「小・中学校の感染症対策及び子ども達の学習保障支援に係る経費の増額」とはなにか。

密を避けるための消耗品と備品。換気をしながら教育活動を続けるため、次のようなものが対象。

  • ディスプレイ
  • テレビ
  • ビデオカメラ
  • サーキュレーター
  • 空気清浄機

教職員研修・研究活動事業270万円の詳細は

教職員研修・研究活動事業270万円の詳細は。

1校当たり10万円配当し、各校の教職員はこの費用を活用した研修に参加できる。

研修の内容は校長の裁量の範囲。たとえば次のような研修に使える。

  • ICT機器の使用方法・取扱い
  • その機器をどう教科の指導に生かすか

各校への配分額はどう決めているか

今回の補正予算額について、各校への配分は。

国の補助基準額があり、児童・生徒数によって次の3段階がある。

  • 1人から300人
  • 301人から500人
  • 501人以上

その中で、市教育委員会で、教員の研修と消耗品・備品に振り分けている。

備品は、児童・生徒数に応じ、1校当たり80万円から135万円程度で配分する予定。

付託委員会での取り扱い

採決

全委員が賛成⭕️

本会議での主なやり取り

討論

なし

採決

全議員が賛成⭕️

賛否一覧

賛否一覧はこちらをご覧ください。