議員提出議案第38号 未成年者への新型コロナウイルスワクチン接種の中止を求める意見書提出について

厚生委員会付託

📄会議録(最終日|8/25委員会・撤回|9月定例会初日

ポイント

当一人会派の会から、伊藤央議員が提案した、国に対する意見書提出議案です。詳しくは意見書をご参照ください。

内容を一部修正し、9月定例会で議員提出議案第39号として出し直すこととなりました。

⭕️私(安竹洋平)の判断:賛成

次の理由から悩みました。⭕️は賛成理由、❌は反対理由、⚠️は反対まではいかないものの、懸念です。

  • 意見書の内容に賛同
  • 自らの判断と責任において、子どもに接種させたい保護者や、接種したい子どもの「選択の自由」を奪うことになるのでは
  • 意見書を出すことにより、それを読んだ人に、判断材料として新たな視点を得てもらえる可能性がある
  • 政治家のパフォーマンスとして出す意識もあるのではないか

そもそも、意見書というものは、すべて、どこまで実効性があるものか不明です。意見書を国や都に出したからといって、強制力があるものでもありません。 同趣旨のものが複数の自治体から出ているなら、国も動く可能性もありますが…。

否決される可能性がとても高い状況です。現時点では「判断材料として新たな視点を得てもらえる可能性」を重視し、賛成しました。


なお、令和4年4月28日のニュースによると、デンマークは未成年者への新型コロナワクチンの接種を中止することになりました。秋に再開する可能性は残しつつ、再開する際は「誰が、いつ、どのワクチンを接種するかという専門家による徹底的な評価が先行して行われます」と報道されています。

令和4年6月22日のニュースによると、令和4年7月1日以降に18歳未満は1回目の接種を受けることができなくなり、同9月1日以降は2回目の接種を受けることができなくなります。

また、令和4年6月23日のニュースで、デンマーク保健局長のSøren Brostrøm氏が、Go' aften Liveという番組において、次のように述べたと報道されています。

「子どもへのワクチン接種は間違いか」と問われれば、昨年の秋に接種を推奨した時点の知見にもとづけばNoという答えだが、現時点でその質問に答えるなら、Yesだ。

つまり、デンマークでは未成年者への接種が中止され、保健局のトップが「子どもへのワクチン接種は間違いだ」と発言しました。日本もデンマークに倣い、未成年者への接種はすぐに中止する必要があると考えます。

提案理由の説明

(伊藤央議員)

本意見書案は、当会派の安竹洋平議員と共に提出するものでございます。

朝から何度も申し上げていることでありますけれども、厚生労働省の発表によりますと、これまで新型コロナウイルスワクチンが約2,400万回打たれた中で、既に死亡事例が356件、重篤な副反応が1,713件、うちワクチン接種と関係ありという報告が996件となっております。また傾向として、60歳未満になると副反応が増えていくという傾向にあります。また、女性のほうが男性に比べて多いと。また、10歳から15歳については、全国的にはまだ非常に接種回数が少ないんですけれども、既に9件の重篤な副反応が報告されているということで、朝から何度も申し上げたとおり、欧米人男性の平均体重の半分かそれ以下の子どもたちに同じ量のワクチンを打っていくということが危険極まりないというふうに考えております。

また、新型コロナウイルス感染症で亡くなった人、20歳未満はゼロです。20代もゼロなんですけれども、そして、入院治療を要する人のうち重症化した割合も未成年者はゼロということで、新型コロナウイルス感染症の危険性というか、それは子どもの場合、非常に低く出ていると。確かに死者を年代別で見ますと、60歳以上が96.2%ということであります。

そういった重症化または死亡というリスクが非常に低いと。今ゼロなんですけれども、低いと言われる中で、どんな危険性があるのか分からない、副反応がどういったものが出てくるのか分からない。特に中長期的な副反応について、また影響については、誰もこれは分からないわけです。そういった中で、新型コロナウイルス感染症で重症化や死亡するリスクがほとんどないと言っていい未成年者に、この時点でワクチンを接種するということは明らかに拙速であると、危険性のほうが高いということで、この接種を行わないことという趣旨の意見書を提出したいという提案でございます。

御審査のほどよろしくお願いいたします。

資料

主な質疑

これは要約ですので、正確な質疑内容は会議録をご参照ください。なお、質問の意図を分かりやすく簡潔にするため、議員の質問に関しては、ほとんどの部分で大幅に手を加えています。また、簡略化のため、市民、議員、理事者側(市役所側)の発言から、敬語表現の多くを省いています。実際は、特に理事者側のすべての答弁は、市民に対する敬語表現でなされています。

主な質疑の目次

1. 本会議での主な質疑

  • なし

* は『一人会派の会』議員の質問です。

なし

付託委員会での取り扱い

第39号として出し直すため、撤回しました。