議員提出議案第39号 安全性が確認できるまで未成年者への新型コロナウイルスワクチン接種の中止を求める意見書提出について

厚生委員会付託

📄会議録(初日委員会最終日

ポイント

6月定例会に提出された、議員提出議案第38号の焼き直しです。

なお、第38号では私も提出議員に名を連ねていましたが、こちらの第39号は、生活者ネットワークの山浦議員も提出議員になってくださったので、会派からひとりずつにするため、今回は私は名を連ねていません。また、橋本久雄議員も賛同していますが、付託審査を行う厚生委員会の委員のため名を連ねていません。

詳しくは意見書をご参照ください。

  • 賛成少数で否決しました

⭕️ 私(安竹洋平)の判断:賛成

焼き直す前の議員議案第38号(まとめ)に記載した理由はそのままです。賛成しました。

提案理由の説明

(伊藤央議員)

小平市においても、新型コロナウイルスワクチンの接種が行われているわけであります。当初は16歳以上ということになっておりましたものが12歳以上ということで、その対象年齢が拡大されました。

一方で、ワクチン接種後の副反応事例であったり、また、中でも重篤な副反応事例、これは多岐にわたるものです。また、死亡例も最新の検討委員会では、1,000件を超えたということになっております。

こういった中で、市内の保護者の方々、特にお母さん方の声が大きいですが、お子さんにこのワクチンを打っていいものかどうなのかという不安の声、しかしながら、打つのが当たり前だというような空気感の中で、非常に悩んでおられる方が多いということを実感しております。

そんな中で、この3日、イギリスの政府の諮問機関であるJCVI、これは予防接種に関する合同委員会というふうに略し方はいろいろありますが--は、イギリスの場合は16歳以上ということに接種対象はなっているんですが、これを12歳に下げようという中で諮問を受けていたわけですけれども、これについて政府に答申しましたけれども、ベネフィット、有効性が小さ過ぎるということで、12歳から15歳に関しては、特に健康な12歳から15歳へのワクチン接種は推奨しないという答申をイギリス政府に対してしたところでございます。

小平市においても、以前の私の一般質問の答弁において、子どもたちにとってのベネフィットというのは答えを持ち合わせていないということでありました。私が厚生労働省に電話をかけて聞いたときに、厚生労働省もベネフィットは重症化しないことですと。しかし、子どもは重症化していないじゃないですかということで言いますと、それ以上の答えは持ち合わせていないということで、リスクは恐らくあるだろうと、副反応リスクを含めて、特に若い人のほうがやはり強く出る傾向が報告事例から見ても見てとれますから、これからさらに子どもたちということになれば、さらに重篤な副反応等が出るんじゃないか。既に10代の死亡例は出ておりますので、そういったことも含めて、このワクチンに関しては実用化されて、ほんの僅かな期間ですから、中長期のリスクというものもはっきり誰にも分からないわけです。

ですから、この特に未成年者に対しては、安全性が確認できるまで中止をしてくださいという旨の意見書を提出しようということで、提案させてもらうものでございます。

資料

主な質疑

これは要約ですので、正確な質疑内容は会議録をご参照ください。なお、質問の意図を分かりやすく簡潔にするため、議員の質問に関しては、ほとんどの部分で大幅に手を加えています。また、簡略化のため、市民、議員、理事者側(市役所側)の発言から、敬語表現の多くを省いています。実際は、特に理事者側のすべての答弁は、市民に対する敬語表現でなされています。

主な質疑の目次

1. 本会議での主な質疑

  • なし

2. 付託委員会での主な質疑

* は『一人会派の会』議員の質問です。

なし

この議案は厚生委員会に付託されました。 一人会派の会からは、橋本久雄議員が委員として参加しました。

会議録

*主な質疑については後日まとめる予定です。次の会議録をご参照ください。

会議録

付託委員会での取り扱い

採決

会派名⭕️賛成/❌反対
一人会派の会⭕️
政和会
公明党
フォーラム小平
共産党小平市議団
生活者ネットワーク⭕️

本会議での主なやり取り

討論

会派名⭕️賛成討論/❌反対討論/🪑討論なし
一人会派の会⭕️
政和会
公明党
フォーラム小平
共産党小平市議団
生活者ネットワーク⭕️
まちづくり市民こだいら

一人会派の会の賛成討論(伊藤央議員)

代表して伊藤央議員が賛成討論を行いました。私の主張も託しました。

議員提出議案第39号、安全性が確認できるまで未成年者への新型コロナウイルスワクチン接種の中止を求める意見書提出について、一人会派の会として賛成の立場から討論を行います。

いろいろお聞きしていましたけれども、子どもについてどんなベネフィットがあるかというのはどなたもおっしゃらないわけです。ここが本当にポイントなんです。ワクチンの安全性やら有効性やらの話というのは、今、誰も分からないということ。これは、今、反対討論された方々もおっしゃったとおり、あたかもこれでゲームチェンジャーになるみたいな触れ込みで、国民にさあ打て打てと、政治家、マスコミが一緒になってやったわけですが、ワクチン先進国、先ほど生活者ネットワークの議員からも御紹介がありましたけれども、イスラエルを見てもシンガポールを見ても、ワクチンで新型コロナウイルス感染症は終息しない、これはもうはっきりしたわけです。

シンガポールは8割が打って、今、最大の感染が起きていると。死者もべらぼうに増えているという状況を見ると、言われていた発症予防効果、重症化予防効果、これすらも疑わしい。ましてや集団免疫などはとても獲得できないということが、ほぼ明らかになったと言っていいんじゃないかと思います。わらにもすがる気持ちで、何かにすがりつきたいという気持ちはもちろん分かりますけれども、宗教じゃないから、やはり駄目なものは駄目と分かった時点で政策転換が必要であります。

そして、先ほど来、中長期的な安全性のこととか科学的エビデンスを今集積しているところだというのがありましたとおり、要は中長期的なリスクについては誰も分からない、これは確かなことです。誰も否定できないことですよね。ポイントは非常にシンプルなんです。厚生労働省が発表しているデータを見たら分かるとおり、若者、子どもたち、特に未成年者にあっては、新型コロナウイルス感染症に感染したとしても、重症化や死亡のリスクはほぼ皆無と言える状況であり、一方で、これまで新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡例が1,000件を超え、重篤な副反応事例は4,000件を超えているという状況です。

今日、ちょうど今、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会をやっていますから、新しい数が出ているんだろうと思いますけれども、御承知のとおり、開発、実用化から間もない異例のスピードで実用化をやっちゃったわけです。(435ページに訂正発言あり)

先ほどから申し上げているとおり、中長期にわたるリスクについては分かっておりません。ですから、特に未成年者にとっては今後の人生は長いわけですから、ワクチン接種によるリスクというのは存在しながらも、接種することによるベネフィットというのは全く見当たらないと。リスクとベネフィットをてんびんにかけるまでもないと言うしかありませんが、問題はこのような事実が正確に国民、市民に伝わっていないというところです。

厚生労働省は、このワクチンについて感染予防効果があるとは一言も言っておりませんが、テレビや政府広報すら、そう受け取れるような、もしくは感染予防効果があると言い切るようなメッセージを発し続けていることが原因だろうと思いますけれども、国民がミスリードされ、多くの国民、市民が感染予防効果があるという認識を持ってしまっています。

本議案の審査の過程においても、市民どころじゃない、複数の議員から、感染予防効果があるということを前提とした質疑がありました。子どもから家族への感染を防ぐため、希望する子どもには接種すべきだという旨の発言も見られましたが、接種しても、感染リスクも二次感染リスク、いわゆる感染させるリスク、これはあるんですから、これらの発言はそもそも見当違いと言わざるを得ません。

そもそも、感染予防効果があるのだとしても、感染したくない人、重症化リスクが高いとされる基礎疾患をお持ちの方、高齢者の方、こういった方が接種すれば感染しないし、重症化も防げるわけだから、子どもに接種させる必要は全くないということになります。論理が成り立っていません。

ワクチンは、その病気に罹患したくない人、重症化を防ぎたい人が接種すればいいというものであって、家族や他人のために接種するものではありません。これは医療倫理というものを根本から覆すような空気が、今、日本中を覆っている。世界中と言ってもいいかもしれません。また、大人が感染したくないから子どもに接種させるというのは非常に恐ろしい考え方で、大人が自分の身の安全のために子どもを盾にする、防波堤にする。将来ある子どもたちにリスクを負わせるという考え方を、我が会派としては絶対に認めるわけにはいきません。倫理的にも道義的にも許されないと考えます。

また、ワクチン副反応被害についても、安全性としては許容範囲だという旨の発言もありました。これは、7,000万人を救うためには、実際に救えるかどうかは別として、1,000人が命を落としても、重篤な副反応被害に苦しんでも、許容範囲内であると言っているのと同じことであり、これまで多くの薬害はこのようにして起こされてきたのだと改めて恐ろしく感じたところであり、我が会派としては、このような考え方にも決して同意はできません。

なお、付け加えますと、明日からですか、小平市でも12歳以上の子どもたちにも接種されるモデルナ社のワクチン、これはアメリカ、イギリスでも対象は18歳以上となっています。モデルナ社のワクチンを12歳以上から打ったのは、私の知る限り世界で日本だけです。ですから、今から日本でデータが積み上げられる。日本の子どもだけがその治験者になっているという状況です。私としてはとても信じられない、理解に苦しみます。恐らく現在でも、日本だけが12歳以上にモデルナ社のワクチンを打っているという状況なんだろうと、私が調べた限りではそう思います。そう認識しています。なぜ我が国の子どもたちが世界に先んじて接種しなくてはならないのか、本当に理解に苦しみますし、これを黙って見ているわけにはいきません。

以上の理由から、一人会派の会としては、議員提出議案第39号、安全性が確認できるまで未成年者への新型コロナウイルスワクチン接種の中止を求める意見書提出について、賛成の立場を表明いたします。

それ以外の会派の討論はこちらをご参照ください

採決

議員名(会派名)⭕️賛成/❌反対
安竹洋平(一人会派の会)⭕️
伊藤央(一人会派の会)⭕️
橋本久雄(一人会派の会)⭕️
(政和会)
(公明党)
(フォーラム小平)
(共産党小平市議団)
(生活者ネットワーク)⭕️
(まちづくり市民こだいら)

賛成少数で否決しました。

賛否一覧

賛否一覧はこちらをご覧ください。