議案第43号 令和3年度小平市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

厚生委員会付託

📄会議録(初日委員会最終日

ポイント

  • 総額約1.6億円増の補正予算
  • 前年度の事業費の確定と、都補助金等の清算に伴う補正
  • 歳入:繰越金約1.6億円(+約330%)
  • 歳出は次のとおり
    • 約1.2億円:返還金
    • 0.4億円:基金積立金(+約640%)
  • 全会一致で可決しました

⭕️ 私(安竹洋平)の判断:賛成

特に問題がないため、賛成しました。

提案理由の説明

(小林洋子市長)

今回の補正予算は、前年度の事業費の確定に伴う繰越金の補正及び前年度の都補助金等の精算に伴う歳出の補正を行うものでございます。

歳入では、前年度からの繰越金を増額し、歳出では、前年度に超過交付となった保険給付費等交付金の返還金を増額するとともに、今後の国民健康保険事業の円滑な運営に資するために、国民健康保険事業運営基金に積立てを行うものでございます。

資料

主な質疑

これは要約ですので、正確な質疑内容は会議録をご参照ください。なお、質問の意図を分かりやすく簡潔にするため、議員の質問に関しては、ほとんどの部分で大幅に手を加えています。また、簡略化のため、市民、議員、理事者側(市役所側)の発言から、敬語表現の多くを省いています。実際は、特に理事者側のすべての答弁は、市民に対する敬語表現でなされています。

なし

この議案は厚生委員会に付託されました。主な質疑を記します。一人会派の会からは、橋本久雄議員が厚生委員として参加しました。

基金を4,000万円積み立てられた理由は

基金を4,000万円積み立てられた理由は。

  • 令和2年度の税収が堅調だった
  • 令和3年度の予算化にあたり、コロナ禍ということで1.5億円取り崩す予算を立てたため、計画値より基金の減少が大きくなってしまったため今回積み立てた。

2億円の黒字なら減免措置が実施できるのでは

8月26日に国民健康保険運営協議会で配付された資料には、令和2年度の、小平市国民健康保険事業特別会計の実質収支は、約2億円の黒字とある。国民健康保険税の減免や、均等割減免の実施ができるのではないか。

まず、(都に返す)返還金が約1.2億円ある。また、令和3年度の予算で繰越金を5千万円見込んでいた。なおかつ、ここで4千万円を基金に積み立てる。そうすると、実際の繰越額が1千万円になる。その予算の中で減免を含めてやるのは難しい。

また、来年4月1日から、子どもの均等割の減免に関しては、条例改正に向けて国民健康保険運営協議会で諮問している。

小平市国民健康保険事業運営基金の積み立て目標額はあるか

基金積立の目標額はあるか。

一般会計繰入金を返す赤字削減解消計画において時間をかけて取り崩していくと考えているので、今後さらにこれを積み上げることは考えていない。

コロナ禍の影響で、減免措置の対象者が増えるなど影響はあったか

コロナ禍の影響で、減免措置の対象者が増えるなど影響はあったか。

減免金額では、令和元年度相当分を含む令和2年度分で約7千万円。ただ、令和3年度に入ってからでは、減免額は昨年度に比べると下がっている。

要は、令和2年度に減免した方は収入が減っているので、令和3年度になると、そもそも収入が減ったままの状態になる。税額も下がっていることから明らかな影響は現時点では感じていない。

納税猶予の人数に変化はあったか

納税猶予者の人数に変化はあったか。

納税の相談や猶予は、今数値は捉えていない。納税通知書を送るタイミングで減免の案内や猶予の案内をしているので、そういったところでは問い合わせはある。

コロナ禍前と今の状況がどうなのか捉えていないということか

コロナ禍前と今の状況がどうなのかの捉えはしていないということか。

令和3年度に入って、今、減免の申請などの途中。令和2年度中の収入と令和3年12月ぐらいまでの収入の見込みを比較するが、そこの差異はなくなってきている。しかし、この先、申請がどのくらい伸びるか推移は見ていきたい。

赤字解消計画の状況は

赤字解消計画の状況は。

小平市としては、平成30年度から起算して17年間で赤字を解消する計画を東京都のホームページ等にも公開しているが、令和2年度は、税率改定もあり、目標どおりの額が解消できた。令和3年度についても、運営基金を取り崩すことにより、目標額が削減できるだろうと見込んでいる。

付託委員会での取り扱い

採決

全委員が賛成⭕️

本会議での主なやり取り

討論

なし

採決

全議員が賛成⭕️

賛否一覧

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